景観デザイン論 東京西キャンパス5景

3年生対象科目「景観デザイン論」で今年もキャンパスのよい景観さがしを行いました。

今年、学生が選定した「東京西キャンパス5景」を紹介いたします。

キャンパスの夕景

選定理由

 

上野原市は、周囲を山々に囲まれているため、八王子市などに比べると昼夜の温度差が大きい。これは夕焼けが綺麗に見える条件のうちのひとつである。大学が少し山を登った場所にあることから、実験研究棟辺りで西の方角を向いた時にを遮るような高い建物がなく、年に数回美しい夕焼けを見ることができる。夕方の空に山や木がシルエットとして浮かび上がるこのような景観はどこか懐かしいと感じる原風景のひとつであると感じたため選定した。



うまセンターと周辺の風景

選定理由

センターでは、日々学生が飼育・訓練している4頭の馬を飼育しており、月に一度、市民や一般の方を対象に乗馬とふれあえる日を設けています。また、馬たちは学科の実習や「障がい者乗馬実行委員会」などのイベントでも活躍しています。本校には、他の大学ではなかなか見られない、うまセンターの周辺は上野原市ならではの自然豊かな風景が見ることができ、春にはきれいな桜も見られます。天気のいい日には、近所の方や親子が訪れています。


ビオトープ

選定理由

ビオトープは人工的な環境であるがその小さな環境の中には様々な種の生物を観察することが可能でる。ビオトープを繁殖地として利用する昆虫や、その昆虫を餌として現れる両生類及び爬虫類、一時的な休息地を求めて飛んでくる鳥類等がいるからであり、様々な生物の新たな生息地として機能している。人工的に生み出されたものも、多くの生物がすむことで美しい景観の一部となる。看板を木材にして自然に馴染むようにしている点も良い。


本館棟周辺の風景

選定理由

普段私たちが講義や実習で使っているこの場所は、いこいの広場・CAC(コンパニオンアニマルセンター)・食堂そして図書館に繋がっている。いわば、一番アクセスしやすい。また、他学部・多学科の人たちもこの場所を使っているので自然に仲が深まるであろう。

そんな特徴を持つ本館棟に、毎年多くの一年生が入ってくる。それも多種多少な個性を持った一年生だ。アニマルサイエンス学科だけでも今年は170人入ってきた。これからも多くの学部・学科の新一年生をこの場所で迎え入れてほしい。


上野原市街の展望

選定理由

食堂のテラスや大学下の坂に設けられた徒歩専用路から見える風景です。食堂は学生のほとんどが昼食や休憩などで利用しています。テスト期間になると勉強している人がたくさんいます。食堂のテラスにはイスとテーブルがあり、天気が良い日は、上野原市を見渡しながらご飯やおやつを食べることができます。テラスからは、上野原高校、野球場、山、多くの家などが見渡すことができます。近くには上野原高校もあり、大学に入る前に自分たちが高校生だったころを懐かしく思い出すこともあります  またテラスからはトンビのような鳥が数多く飛んでいるのを見ることができます。